【ジャパンC】「殿下の訃報という悲しい幕開けとなりましたが、異例の年に…」馬主ホームページ
2025年12月01日 10:25
<ジャパンC>◇30日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走17頭
ジャパンC制覇を果たしたカランダガン(セン4、F・グラファール)を生産、所有するアガカーン・スタッドはレース後、公式ホームページを更新し、歴史的な勝利を伝える記事を掲載した。
20年ぶりの外国調教馬による勝利であり、フランス調教馬にとって2度目の勝利であることやグラファール師のレース後のコメントを紹介し、「2025年はアガカーン・スタッドにとって、アガカーン4世殿下の悲しい訃報という悲しい幕開けとなりましたが、競馬場においては異例の年になりました。緑と赤の勝負服でG1を8勝(ダリズの凱旋門賞、ザリガナの仏1000ギニーなど)し、05年以来の最も成功したシーズンになりました」と記した。
記事の最後では、故アガカーン4世から事業を引き継いだザラ王女のコメントを掲載。ザラ王女は「私のそばに座っている人々、チーム全員のおかげでとてもいい1年になりました。最高の年でした。もちろん、父がいなくてとてもさびしいです。父の尽力した事業で、これまでのやり方を続け、フランシス(グラファール師)とミカエル(バルザローナ騎手)の協力のおかげで、新しい調教方針の下、素晴らしい1年を過ごすことができました。カランダガンは着実に成長を遂げてきました。フランシスとミカエルは馬の状態を理解し、適切な日、適切なタイミングに最高の場所へ連れて行きました。フランシスが今年の最初に言っていたように、カランダガンはジャパンCのための馬であり、長い時間、ジャパンC参戦を計画していました」と、ジャパンC制覇を感慨深く語っている。
