【香港ヴァーズ】快勝ソジーは引退撤回「来年も現役を続けるでしょう」凱旋門賞で2年連続好走
2025年12月15日 15:20
<香港ヴァーズ>◇14日=シャティン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走11頭
快勝したフランスのソジー(牡4、A・ファーブル)は来年も現役を続行する見込みだ。レーシングポスト、パリチュルフなどの電子版が14日、伝えた。
同馬は香港ヴァーズで昨年のパリ大賞、今年のガネー賞、イスパーン賞に続くG1・4勝目を挙げた。レーシングポストによると、レース後、管理する名伯楽アンドレ・ファーブルのエリザベス・ファーブル夫人は「完璧な展開でした。マキシム(ギュイヨン騎手)はこの馬のことをよくわかっていて、ソジーは素晴らしい走りを見せました。ソジーは来年も現役を続けるでしょう。彼は素晴らしい精神力とエネルギーを持ったとてもいい馬です」とコメントしている。ソジーについては凱旋門賞3着後、オーナー(ヴェルテメール兄弟)のレーシングマネジャーが今シーズン限りでの現役引退、種牡馬入りを発表していたが、引退撤回となりそうだ。
日本馬がこれまでに数多く挑戦してきたフランスの大レース、凱旋門賞では昨年が4着、今年が3着と2年連続で好走しているソジー。現役続行の可能性が高まり、大手ブックメーカーのコーラル社は来年の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)へ向けた同馬の単勝前売りオッズを21倍に設定している。来年、欧州の地で再び日本馬と激突することがあるかもしれない。
