「競馬以外で日本に来る最大のメリットは食事です」短期免許の英国人騎手が密着動画第2弾を公開
2025年12月17日 18:19
短期免許で来日している英国のトム・マーカンド騎手（27）が17日、自身のユーチューブ公式チャンネルで新たな動画を公開している。先月20日にアップされた同騎手の海外遠征密着動画の第2弾（エピソード2）。
マーカンド騎手はオーストラリア遠征から日本に戻り、短期免許期間の騎乗をスタート。自撮りをしながら、滞在する住居の紹介では減量のために汗を流せるお風呂が大切と説き、部屋の眺めを伝えている。「お風呂と同じくらい大事なのはコーヒーメーカー」「競馬以外で日本に来る最大のメリットは食事です。どこでも食べ物がすごくおいしい」と力説。来日した当初は体調が優れず、減量の大変さをベランダに座りながら訴えるシーンもある。
マーカンド騎手は親日家で知られ、皇居周辺、渋谷のスクランブル交差点、川沿いをランニングや散策する映像も見られる。日本の調整ルームや競馬開催、週末の移動については「週末、家族たちと連絡が取れないのは正直つらいです。払わなければいけない犠牲です」「午前9時、10時から始まって、1日が長いですね」「（マイルCS週は）めずらしく3日間開催です。タクシーに乗って、新幹線に乗って、またタクシーに乗って…」と、笑顔を絶やさずに伝えている。
また、ジャパンCでコンビを組むブレイディヴェーグへの期待や管理する宮田師についても「若い調教師で、（国枝厩舎では）アシスタントとしてアーモンドアイに携わり、私の最大のサポーターなんです。彼のためにジャパンCで騎乗できることを本当にうれしく思っています」と心境を語っている。ジャパンCの週末を前にマイルCS週を振り返り、月曜の東スポ杯2歳S（ゾロアストロ）の惜敗を悔しがりながら、動画の第2弾は終わっている。