ドバイ競馬開催の主要日程にあたるフェスティブフライデーだった現地19日にG2アルマクトゥームマイル（ダート1600m）が行われ、T.オシェア騎乗のインペリアルエンペラーが快勝した。

　スタートから押して好位を取りに行ったインペリアルエンペラーは逃げるコミッショナーキングから1馬身半ほど離れた2列目集団の最内を確保。コーナリングでも内をキープして最後の直線入り口で早くも先頭に。かわされた後も粘るコミッショナーキングを振り切り、最後は1.39馬身差を付けてゴールした。

　B.シーマー厩舎のインペリアルエンペラーはドバウィ産駒の5歳セン馬。昨季のドバイ開催では1月のG1アルマクトゥームチャレンジで2着に入り、3月のG2アルマクトゥームクラシックで重賞初制覇。4月のG1ドバイワールドカップは大差の最下位（11着）だったが、今季初戦であらためて力を示した。