初ダートのメイダーン、ドバイWC前哨戦のG2アルマクトゥームクラシックを圧勝
2026年03月01日 13:35
ドバイのメイダン競馬場で現地2月28日に行われたG2アルマクトゥームクラシック(ダート2000m)は、6番手で向正面に入ったW.ビュイック騎乗のメイダーンが先行するウォークオブスターズを残り300mで捕らえ、5.24馬身差を開いて圧勝した。
9頭立ての一戦はメイダーンがスタート直後に挟まれるような格好になって後手に回り、後方3番手で向正面に入った。ビュイック騎手がラチ沿いに収めてロスを防ぐとメイダーンは第3コーナーからスルスルと進出。直線入口で2番手から抜け出す構えのウォークオブスターズを射程に入れ、そこから他馬と一線を画す手応えで突き抜けた。
ウォークオブスターズから0.72馬身差の3着には2024年のロシアダービー馬で今季からUAEのD.ワトソン厩舎に移籍したタップリーダーが続き、ハートオブオナーは最後方のまま見せ場を作れず勝ち馬から13.92馬身差の7着に終わった。
メイダーンは英国のS&E.クリスフォード調教師が管理するフランケル産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。これまで昨年のメルボルンカップやコーフィールドカップに遠征するなど芝の中・長距離を主戦場とし、9月のG3セプテンバーステークス(オールウェザー12ハロン)でジアヴェロットの3着という実績こそあるものの、芝以外の経験はその一戦しかない。今回は初のダート戦で鮮やかに変わり身を見せ、ドバイワールドカップの優先出走権を手に入れた。
英競馬メディア『attheraces.com』が報じたコメントで、ビュイック騎手は「内枠で出が遅いのを心配していたら、そうなったけど、ペースは速くなかったから彼が追走できなくなることはなかった。残り半マイルあたりで行く気になってからの走りは相当なものだったよ」「このトラックをこなせることは証明したし、(ワールドカップに向けた)トライアルとしてはこれ以上ないね」とメイダーンの走りを絶賛している。
