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ダート転向間もないブリティッシュアイルズ、米G1サンタアニタHで重賞初制覇

2026年03月08日 14:05

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 米G1サンタアニタハンデキャップ(4歳以上、ダート10ハロン)が現地7日にサンタアニタパーク競馬場で行われ、道中3番手追走の4番人気ブリティッシュアイルズが第3コーナーから進出すると、先頭で迎えた直線では4馬身1/2差を開いて完勝した。

 5頭立ての一戦は5番人気のミッドナイトマンモスと2番人気のゲタウェイカーが先行し、2馬身ほど空けた3番手にブリティッシュアイルズで向正面へ。ブリティッシュアイルズは半マイル過ぎから間を詰めはじめると、ピッチを上げた先行2頭になお食い下がり、最終コーナーまでに飲み込んで直線を独走した。

 2着に4番手追走の3番人気ウォッカウォッカが続き、さらに1馬身1/4差の3着にゲタウェイカーが入線。1番人気のジャストアタッチは最後方から伸びを欠き4着に敗れた。

 ブリティッシュアイルズはR.バルタス調教師が管理するジャスティファイ産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。昨年10月までは芝を主戦場として成績が安定しなかったが、11月のG3ネイティブダイバーステークスでネバダビーチと1/2馬身差の接戦(2着)を演じ、続く前走はG1ペガサスワールドカップに挑んで5着に健闘していた。なお、鞍上のD.エレーラ騎手もG1初制覇としている。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、共同オーナーのスラムダンク・レーシングを率いるN.コサト氏は「我々は彼に芝が合うと思っていたが、ダートでの追い切りがいつも素晴らしいから芝のステークスを勝つことはなさそうだった。リッチー(バルタス師)を説得してようやくダートを走らせたんだ。彼は乗り気ではなかったからね」とダート転向の経緯を説明。「ペガサスWCの前は、ここかエセックス(ハンデキャップ=321日)のどちらかを検討していたけど、そうした馬の多くが中東へ行くことになるだろうと分かっているからね」と戦略の勝利に胸を張った。