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A.オブライエン厩舎にまさかの事態、英2000ギニー登録から有力馬が“消滅”

2026年04月01日 13:25

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 英クラシック戦線に向けて各陣営が動きだす中で、主役級の有力馬を数多く擁すアイルランドのA.オブライエン厩舎にまさかの事態が降りかかった。現地3月31日の午前中に管理馬の登録状況を整理していた際、システムトラブルによって英2000ギニーからアルバートアインシュタインとグスタードの名前が忽然と消えてしまった。

 英競馬メディア『racingpost.com』や『attheraces.com』が関係者のコメントを交えて報道。オブライエン師の説明によると、厩舎スタッフがオンラインで英ダービー前哨戦のダンテステークスの登録からアルバートアインシュタインやグスタードら数頭を取り消そうと確認ボタンを押したところ、替わって表示された画面が英2000ギニーになっていたという。

 オブライエン師には両馬の登録を取り消すつもりはなく、ただちに英国競馬統括機構(BHA)に連絡したものの、受付済みの手続きは変更できないとのこと。BHA関係者の説明では、取り消しなどの連絡はメディアや前売りマーケットに速報されるシステムで、報道や前売りオッズに大きな影響を及ぼすことが考えられる。ただ、これによって2頭の道が完全に断たれた訳ではなく、所定の手続きを経ることで追加登録による出走は可能とのこと。

 オブライエン師の話では、2018年に英2000ギニーを制したサクソンウォリアーも同様のトラブルに見舞われており、当時は締め切り前であれば元に戻せたルールが、一度取り消した馬は締め切り前であっても戻せないように、BHAがルールを変更したことで問題を複雑にしたとの考えに言及。現時点でアルバートアインシュタインとグスタードを英2000ギニー路線から外すつもりはなく、追加登録を視野に予定を進めていくとしている。

 なお、オブライエン師が2頭を追加登録すると表明したことにより、大手ブックメーカー『コーラル』と『ラドブロークス』は、グスタードの前売りオッズを以前と同様に8倍、アルバートアインシュタインを15倍に回復した。