現地20日、英ヨーク競馬場にてG2ロンズデールカップ（16ハロン56ヤード）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたストラディバリウスが接戦を制した。

　4頭立てのレースでストラディバリウスは逃げ馬から離れた2番手を追走。直線に入るとスパニッシュミッションと併せ馬の形でポジションを上げ、長い叩き合いの末にアタマ差で先着した。

　A.オブライエン厩舎のストラディバリウスはシーザスターズ産駒の7歳馬。かつては10連勝をマークするなど欧州最強のステイヤーとして君臨していたが昨年から取りこぼしが目立ち始め、今年も4連覇がかかっていた6月のG1英ゴールドカップで4着どまり。7月の英G1グッドウッドカップを直前で回避したため今回は約2か月ぶりのレースだったが、しっかり勝って健在をアピールした。