メルボルンCで3年連続の好走、プリンスオブアランが引退
2021年09月06日 14:10
欧州の長距離戦線で長く活躍し、オーストラリア遠征で何度も善戦した古豪プリンスオブアランの引退が決まった。
C.フェローズ厩舎のプリンスオブアランはシロッコ産駒の8歳せん馬。欧州では重賞での入着どまりだったが、オーストラリアでは2018年11月のG3ホッサムハンデキャップなど重賞を2勝。18年から3年連続で挑戦したG1メルボルンカップでは3着、2着、3着と好走を繰り返した。
しかし現地4日の英G3セプテンバーステークスでは5頭立ての最下位。この結果とメルボルンカップへの4度目の参戦が難しくなったことを受け、フェローズ調教師はここが引き際と判断したという。通算成績は49戦6勝(重賞2勝)。