英2歳G3ゼットランドS、ゴールドスパーがラスト3ハロンの攻防を制す
2021年10月13日 11:37
現地9日、英ニューマーケット競馬場で行われた2歳G3ゼットランドステークス(芝10ハロン)は、ゴドルフィン所有の2番人気ゴールドスパーが3頭による終盤の攻防をアタマ差で制した。
好スタートのゴールドスパーは1番人気の僚馬ハフィットに先を譲り、2頭で他の7頭を先導。残り3ハロン地点でハフィットの背後から3番人気のアンコンカラブルが加わると、3頭がゴールまで譲らぬ攻防を繰り広げてゴールドスパーに軍配が上がった。2着はアンコンカラブル、さらに短アタマ差の3着がハフィットだった。
ゴールドスパーはハフィットともどもドバウィ産駒でC.アップルビー調教師が管理。9月15日にサンダウン競馬場の芝8ハロン戦を6馬身半差でデビュー勝ちするも、2戦目は激しくイレ込んで競走除外となり、今回が仕切り直しの2戦目だった。
アップルビー師はゴールドスパーの今後について「10ハロンのサンクルーのレース(G1クリテリウムドサンクルー)になるかもしれない。重い馬場になりがちだし、彼がこなすことも分かっているからね。ただ、プランは固まっていない。彼は来年の馬だし」とコメントしている。