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仏2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル、アメリカンファラオ産駒のヴァンゴッホが圧勝

2020年10月25日 10:14

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 仏2歳G1クリテリウムアンテルナシオナル(牡・牝馬、芝1600m)が現地24日にサンクルー競馬場で6頭により争われ、先頭から5馬身ほどの最後方を追走したヴァンゴッホが、迎えた直線で外ラチ沿いから4馬身突き抜け圧勝した。

 3頭がクビ差で続いた2着争いは、逃げたノルマンディーブリッジが番手追走から食い下がるジャドゥーミを抑えた。

 ヴァンゴッホはA.オブライエン調教師が管理するアメリカンファラオ産駒で重賞初制覇。2走前の9月27日にデビュー5戦目で未勝利を脱出したばかりだが、続く前走のG3オータムステークス2着をはじめ重賞での2着が3回ある。また、同馬の半兄でデインヒル産駒のホレイショネルソンは2005年に仏G1ジャンリュックラガルデール賞を勝っている。

 ヴァンゴッホを勝利に導いたP.ブドー騎手は『Sky Sports Racing』に対し「道中でリラックスさせるために彼の周りに馬を置くようエイダン(オブライエン師)に言われたんだ。終いの脚は良かったよ」「ただ、先頭に立つとまだ若さを見せるし難しい面がある。勝ち方は良かったけどね」と評価を与えた。

 なお、この勝利を受けて大手ブックメーカーの『ベットフェア』は英ダービーにおける同馬の前売りオッズを34倍から21倍にカットしている。