ロイヤルアスコット開催 初日最終レースに御用改めである・・・日本人馬主所有のオキタソウシが登場
2022年06月13日 17:35
ロイヤルアスコット開催初日に新選組が登場だ-。火曜(14日)から土曜(18日)まで5日間の日程で、英国王室主催のロイヤルアスコット開催が行われる。初日は古馬のマイルG1クイーンアンS、1000メートルのG1キングズスタンドS、3歳マイル王を決めるセントジェームズパレスSという3つのG1が組まれているが、最終レース(7R)も見逃せない。初日を締めくくるハンデキャップ戦、コッパーホースステークス(クラス2、芝約2800メートル)には日本人オーナーが所有するオキタソウシ(牡4、J・オブライエン、父ガリレオ)が出走を予定している。
オキタソウシは新選組の人気隊士、沖田総司から名付けられたガリレオ産駒で、所有するのは松本俊広オーナー(15年の日刊スポーツ賞シンザン記念覇者グァンチャーレなどを所有)。アイルランドのジョセフ・オブライエン調教師(エイダンの長男)が管理している。昨年6月の未勝利戦でデビューし、4馬身半差で快勝。7月の2戦目を3着(1着インタープリテーションは英セントレジャー4着馬)に敗れた後は長期休養に入り、先月21日にカラ競馬場で行われたリステッド競走は約10カ月ぶりの復帰戦で2着に好走した。今回がデビュー4戦目とキャリアは浅いが、ここの結果次第で秋の重賞、G1戦線が見えてくる。
フルゲート16頭立てで14番枠からのスタート。鞍上は短期免許で来日経験もあるアイルランドの名手、デクラン・マクドノーが務める。将来性を評価されており、大手ブックメーカー「コーラル」社は単勝9・0倍で3番人気タイの評価。英国伝統のロイヤルアスコット開催、初日最終レースで御用改めである? オキタソウシが15頭のライバルたちをねじ伏せるシーンを期待したい。