仏牝馬G2ポモヌ賞、シーラローザが格下相手に瞬発力勝負を制す

2022年08月24日 11:39

 仏ドーヴィル競馬場で現地21日に行われた牝馬G2ポモヌ賞(3歳以上、芝2500m)は、T.マーカンド騎乗のシーラローザがスローペースの2番手から運び、直線の瞬発力勝負を3/4馬身差で制して圧倒的人気に応えた。

 出遅れて最後方の5番手から追い込んだ4番人気ラブチャイルドが逃げ粘る最低人気グレナートニーとの2着争いを短アタマ差で制し、前走のG2モーリスドニョイユ賞で2着の2番人気ジャンナフラワーは道中4番手のままゴールした。

 シーラローザは前走の英G2リリーラングトリーステークスに続く3度目の重賞制覇。同馬の全弟でセン馬のドーヴィルレジェンドは17日のG2グレートヴォルティジュールステークスを勝っている。