愛チャンピオンSで2着のオネスト、次走は凱旋門賞か英チャンピオンSか

2022年09月13日 11:50

 現地10日のG1アイリッシュチャンピオンステークスで2着と好走したオネストの陣営が、次走を仏G1凱旋門賞にするかG1英チャンピオンステークスにするか悩んでいる。

 F.シャペ厩舎の3歳馬オネストは7月に仏G1パリ大賞(芝2400m)を制覇。愛チャンピオンSでは勝ったルクセンブルクから半馬身差の2着に入り、仏ダービー馬ヴァデニや古馬の強豪ミシュリフに先着して10ハロン路線でも戦えることを証明した。

 また11日にはパリ大賞2着のシムカミルが凱旋門賞の前哨戦に当たる仏G2ニエル賞を制し、同4着のエルダーエルダロフもG1英セントレジャーを勝ったことで、パリ大賞を制したオネストの評価も高まっている。

 シャペ調教師は12日、レース後の状態はいいとしつつ「極端な馬場は避けたい。凱旋門賞当日にそうなる可能性がある。まだ数日は検討する時間があるので考えてみる」とコメント。一方で欧州最強馬バーイードの動向はオネストの次走に影響するかとの質問には「私たちは挑戦が好きなんだ!」と答えていた。