長期休養明けだった英G3ブリガディアジェラードステークスを勝ったフクムが、現地7月29日の英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスを目指すことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　フクムは昨春のコロネーションカップでG1初制覇後に後肢を骨折。ブリガディアジェラードSは約1年ぶりの実戦だったが、無敗だった2022年の英ダービー馬デザートクラウンを下して復活を遂げた。

　オーナーであるシャドウェルのレーシングマネージャー、A.ゴールド氏は「フクムは雨が降れば（キングジョージに）出走するだろう」とコメント。「馬場がよかったとしても、チャンスをつかまなければならないかもしれない。それが大一番というものだ。レースが近づけば、どうなるか分かるだろう」と語っている。