現地3日の英G1コロネーションカップを圧勝したばかりだったフクムが、後肢を骨折していたことが判明。今季の残りシーズンを棒に振ることになった。

　無敗の欧州マイル王バーイードの全兄としても知られる5歳馬のフクムは、コロネーションカップで2着のパイルドライヴァーに4馬身1/4差をつけてG1初制覇していた。

　陣営のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「残念だ。キャリア最高のG1初勝利を手にしたばかりだったのに」とコメント。調教再開の時期について語るのは時期尚早だとし、去就を決めるのは今年の後半になるとの見方を示した。