豪競馬メディア『racing.com』は現地24日、ここ25年で最高のスプリンター5頭を独自に選んだ記事を掲載。日本のロードカナロアが名を連ねた。

　寸評では「日本は最高のスプリンターを輩出する国とは言われていないが、ロードカナロアはその評判を否定した1頭」だと紹介。スプリンターズステークスを2回、高松宮記念を1回制して国内短距離王の座を固めたほか、マイルの安田記念も勝って多才さを示したとされた。

　さらに2012年と13年の香港スプリント連覇で偉大さを証明。特に13年は世界の一流馬を相手に5馬身差で圧勝したと絶賛している。また種牡馬としても存在感を発揮し、代表産駒にアーモンドアイがいることも紹介している。

　その他に選ばれたのは、25戦25勝と完璧な戦績を残してG1を15勝した史上屈指の名牝ブラックキャビア、香港スプリント連覇や日本のスプリンターズステークスを制し、香港歴代最長の17連勝を果たしたサイレントウィットネス、オーストラリアの主要な短距離G1を全て勝ったほか、日本や英ロイヤルアスコット、シンガポールへの遠征でも活躍したテイクオーバーターゲット、そして唯一の現役馬として現在15連勝中の香港馬カーインライジングが選出された。