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テイクオーバーターゲット

テイクオーバーターゲット

プロフィール

2006年10月1日。中山競馬場で行われたG1スプリンターズステークスで豪州から来日した騙馬が見事な逃げ切り勝ちを見せた。彼の名前はテイクオーバーターゲット。1番人気の評価を受けていたので実力通りの結果だったと言えばそれまでだが、彼の競走人生のスタートは決して順風満帆といえるものではなかった。

豪州で生まれ育ったテイクオーバーターゲットは、幼少時からの気性難に加えて膝も悪かったこともあり、買い手が付かない廃用寸前の状態となっていた。そこに助け船を出したのがJ.ジャニアック師。テイクオーバーターゲットを管理した調教師だ。豪州ではよくある馬主兼・トレーナーだったジャニアック師は3歳末のセールに赴き1250豪ドル(約11万円。チップ代も含めると1375豪ドル)でテイクオーバーターゲットを購入。自身の手で同馬を育てることとなった。そして、この想いに応えるようにテイクオーバーターゲットの快進撃が始まった。

テイクオーバーターゲットがデビューしたのは4歳の2003/2004年シーズン。デビュー戦を7馬身差で快勝すると、そこから危なげのないレースで6連勝を達成し、G1初挑戦となるサリンジャーステークも制して連勝を7まで伸ばす。その後は6連敗ともどかしいレースが続いたが、2005/2006シーズンはライトニングステークスなど2つのG1を制覇する。

ここで陣営は視野を広げて戦いの舞台を世界へと向けた。ライトニングSが前年から始まったグローバルスプリントチャレンジ(略称GSC。豪、英、日、香の4か国の指定されたスプリントレースの着順をポイントにし、合計ポイントで総合優勝を決定する)の第1Rだったことから、世界一のスプリンターの称号を目指すことにしたのだ。

6月には英国遠征を敢行。GSCの第3RであるG2キングズスタンドステークスを勝利するなど着実にポイントを加算していき、その後は日本に遠征。GSC第5RのG2セントウルステークスで2着となり、その強さを十分にアピールすると続くGSC第6RのG1スプリンターズSでは1番人気に支持される。

レースでは、スタートと同時に先頭に立つと、ハイペースでの逃げに持ち込む。そのままテイクオーバーターゲットが15頭を引き連れて勝負は最後の直線へ。他の有力馬達が懸命に追走するが、その差は縮まるどころか広がる一方だった。最後は2着に2馬身半の差を付けて快勝。日本でのG1制覇を決めると共に、最終RのG1香港スプリントを待たずしてGSCの総合優勝を果たし、世界一のスプリンターの座に登り詰めた。

その後は再び欧州遠征するなど生涯41戦で21勝、G1を8勝という成績で引退する。獲得賞金はおよそ630万豪ドル。1250豪ドルで購入されたのだから、5000倍以上を稼いだことになる。まさにサクセスストーリーと呼ぶに相応しい競走人生だった。

基本情報

性別 Celtic Swing
生年 1999 Shady Stream
毛色 鹿毛 母父 Archregent
調教師 J.ジャニアック 生産者(国) Meringo Stud Farm
馬主 J & B Janiak
生年 1999
性別
毛色 鹿毛
Celtic Swing
Shady Stream
母父 Archregent
調教師 J.ジャニアック
生産者(国) Meringo Stud Farm
馬主 J & B Janiak

距離別

距離 1着 2着 3着 4着以下 出走回数 勝率 連対率 3着内率
~1400m 21 6 4 10 41 51% 66% 76%
1401m~1800m 0 0 0 0 0 0% 0% 0%
1801m~2100m 0 0 0 0 0 0% 0% 0%
2101m~ 0 0 0 0 0 0% 0% 0%

馬場状態別

馬場状態 1着 2着 3着 4着以下 出走回数 勝率 連対率 3着内率
良馬場 16 5 1 8 30 53% 70% 73%
稍重馬場 1 1 0 0 2 50% 100% 100%
重馬場 4 0 1 2 7 57% 57% 71%
不良馬場 0 0 2 0 2 0% 0% 100%

競走成績

開催日 場所 レース名 着順 騎手 トラック 距離 馬場
状態
2009/07/10 ニューマーケット ジュライカップ(G1) 7 J.フォード 1200
2009/05/17 クランジ クリスフライヤーインターナショナルスプリント(G1) 8 J.フォード 1200
2009/05/02 モーフェットヴィル グッドウッドハンデキャップ(G1) 1 J.フォード 1200
2009/04/18 ランドウィック TJスミスステークス(G1) 1 N.ローウィラー 1200
2008/12/13 アスコット A.J.スカヒルステークス(G3) 1 J.フォード 1400
2008/11/29 アスコット ウィンターボトムステークス(G2) 1 J.フォード 1200 稍重
2008/06/21 アスコット ゴールデンジュビリーステークス(G1) 4 J.フォード 1200
2008/06/17 アスコット キングズスタンドステークス(G1) 2 J.フォード 1000
2008/05/18 クランジ クリスフライヤーインターナショナルスプリント(G1) 1 J.フォード 1200
2008/04/26 ランドウィック TJスミスステークス(G1) 3 J.フォード 1200 不良
2008/01/05 ランドウィック ヴィリアーズステークス(G2) 2 J.フォード 1400
2007/12/22 ランドウィック スターシティレイザーシャープクオリティ(L) 1 J.フォード 1200
2007/12/01 ランドウィック 条件戦 1 J.フォード 1200
2007/06/23 アスコット ゴールデンジュビリーステークス(G1) 2 J.フォード 1200
2007/06/19 アスコット キングズスタンドステークス(G2) 4 J.フォード 1000
2007/05/26 ドゥームベン ドゥームベン10000(G1) 1 J.フォード 1350
2007/05/12 ドゥームベン BTCカップ(G1) 2 J.フォード 1200
2007/04/14 ランドウィック オールエイジドステークス(G1) 5 J.フォード 1400
2006/10/01 中山 スプリンターズステークス(G1) 1 J.フォード 1200
2006/09/10 中京 セントウルステークス(G2) 2 J.フォード 1200 稍重
2006/07/14 ニューマーケット ジュライカップ(G1) 7 J.フォード 1200
2006/06/24 アスコット ゴールデンジュビリーステークス(G1) 3 J.フォード 1200
2006/06/20 アスコット キングズスタンドステークス(G2) 1 J.フォード 1000
2006/03/11 フレミントン ニューマーケットハンデキャップ(G1) 1 J.フォード 1200
2006/02/25 コーフィールド オークレイプレート(G1) 3 J.フォード 1100 不良
2006/02/04 フレミントン ライトニングステークス(G1) 1 J.フォード 1000
2005/12/24 ドゥームベン ドゥームベンステークス(L) 1 J.フォード 1350
2005/12/10 ドゥームベン サマーステークス(G3) 1 J.フォード 1200
2005/11/05 フレミントン エイジクラシック(G2) 7 S.アーノルド 1200
2005/10/29 フレミントン サリンジャーステークス(G1) 4 J.フォード 1200
2005/06/25 イーグルファーム カールトンドラフトステークス(G3) 2 J.フォード 1200
2005/06/11 イーグルファーム ストラドブロークハンデキャップ(G1) 10 J.フォード 1400
2005/05/21 ドゥームベン ドゥームベン10000(G1) 3 J.フォード 1350
2005/04/30 ドゥームベン BTCカップ(G2) 4 J.フォード 1200
2004/10/30 フレミントン サリンジャーステークス(G1) 1 J.フォード 1200
2004/07/14 グラフトン ラモーニークオリティハンデキャップ(L) 1 J.フォード 1200
2004/06/24 ゴスフォード ペースセッタークオリティステーク(L) 1 J.フォード 1200
2004/06/05 ローズヒルガーデンズ ハンデ戦 1 J.フォード 1200
2004/05/19 ケンジントン ハンデ戦 1 J.フォード 1400
2004/05/06 ウォガ ハンデ戦 1 J.フォード 1200
2004/04/23 クイーンビアン 未勝利戦 1 J.フォード 1200
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