英ゴールドCに挑むカバーヨデマール、スタミナ勝負で若手上がり馬に対抗

2026年06月12日 11:18

 英ロイヤルアスコット開催での伝統の長距離G1英ゴールドカップに出走するカバーヨデマールは、G.スコット調教師が長年夢見てきた舞台で実力を発揮する準備を整えている。英競馬メディア『At The Races』が報じた。

 カバーヨデマールは昨年10月の仏G1カドラン賞でG1初勝利。今年5月の前走、ヴィコンテスヴィジエ賞で2度目のG1制覇を果たした。スコット師は「フランスのレースに出走させたのは、いま思えばいい判断だったと思う。彼はさらに成長しており、再び2マイル半の距離を走らせるのが待ち遠しい」と語る。

 さらに同師は「英ゴールドカップは競馬カレンダーの中でも特別なレース。そこへ有力馬を出すというこの過程をただ楽しみたい。いち競馬ファンとしても英ゴールドカップが大好きなので、本当にワクワクしている」と続けた。

 カバーヨデマールが2024年9月に8戦目で初勝利を挙げた際のレーティングはたったの64。そこからG1での2勝を含む8勝を積み重ねてきた。ただしスコット師は夢のような状況の中でも「レースについてはとても現実的に考えている」と語り、スカンジナビアとラヒーブという2頭の若い上がり馬に注目。「有力馬は2頭のハイレベルな4歳馬だろう」としつつも、「だがカバーヨデマールには非常に優れたスタミナがあるので、相手は土壇場で彼を抜き去る必要がある」と勝機を見出していた。