​ダイヤモンドネックレスが無敗で仏二冠達成、ムーア騎手は史上初快挙

2026年06月15日 14:10

 現地14日、仏シャンティイ競馬場でG1仏オークス(3歳牝馬、芝2100m)が行われ、圧倒的な1番人気に推されていた仏1000ギニー馬ダイヤモンドネックレスが無敗のまま二冠制覇を達成した。

 3番枠から出たダイヤモンドネックレスはまずまずのスタートからやや控え、6番手付近の中段で最初のコーナーへ。最後の直線に入ると先行勢の外に進路を定め、残り400メートル手前からスパート。残り200メートル過ぎで先頭に立つと、外から追いすがる伏兵ピンクパンセラを短クビ差で振り切った。

 さらに2馬身差の3着には人気薄のイニシュモアが続き、2番人気だった仏1000ギニー3着馬グリーンスピリットは9着に沈んだ。

 ダイヤモンドネックレスはA.オブライエン厩舎のセントマークスバシリカ産駒。デビューから5連勝での二冠達成で、2歳時の仏G1マルセルブーサック賞を含めての3勝は2008年に無敗で凱旋門賞馬となった歴史的名牝ザルカヴァや2023年のブルーローズセンに続く快挙となった。

 R.ムーア騎手は嬉しい仏オークス初制覇。これで史上初めて英国、アイルランド、フランスのクラシックを完全制覇したジョッキーとなった。英競馬メディア『At The Races』がによると、同騎手は「負けるなんて考えられなかった。彼女はやるべきことをきちんとやってくれた。とても素直で、全てにおいてプロフェッショナルな走りを見せてくれた」と相棒をたたえた。

 フランスの中距離クラシック終了後に必ず話題となるのが、秋のG1凱旋門賞への挑戦。オブライエン調教師は出走を明言せず。「トライアルには出すかもしれない。2400メートルをこなせる可能性は十分あると思うが、彼女には忍耐が必要だ。デビューから父のセントマークスバシリカに似ており、その父は10ハロン以上を望んでいなかった。彼女も同じかもしれないし、いずれにせよ急がせるつもりもない」と競馬メディア『Thoroughbred Daily News』に語った。