仏G1パリ大賞はゴールで4頭が並ぶ大接戦、馬群の中からモルティーズクロスが制す
2026年07月15日 12:50
仏G1パリ大賞(3歳、芝2400m)が現地14日にパリロンシャン競馬場で行われ、英ダービー2着から臨んだモルティーズクロス(3番人気)が道中5、6番手で内ラチ沿いをキープすると、直線では目前に1頭分開いたスペースを抜け出して接戦を制した。
後方から2列目でアラムと並走したモルティーズクロスは、前方の外から手応え良く直線に入った1番人気ヴァランディールに続くも、外に出すタイミングがなく内に切り替えてスパート。2番手から粘り込むエインシャントエジプトとヴァランディールの間に突っ込み、ゴール前で4頭が並ぶ接戦を制した。
2着にエインシャントエジプト(アタマ差)、3着にアラム(クビ差)と続き、ヴァランディールはさらにアタマ差の4着。2番人気のコーズウェイは逃げるも直線早々に馬群に飲み込まれて最下位の7着に沈んだ。
モルティーズクロスは英国のW.ハガス調教師が管理するシーザスターズ産駒の牡馬。リステッドのダービートライアルステークス勝ちから挑んだ英ダービーではクリスマスデーの2着に敗れたものの、ビッグタイトルで重賞初制覇を飾り実力を証明した。
モルティーズクロスのオーナーで映画プロデューサーでもあるG.ウォー氏は英競馬メディア『Sky Sports Racing』に対し「トム(マーカンド騎手)がラチ沿いに閉じ込められて動けず、どうやって抜け出すか考えているのが見えたけど、モルティーズクロスが彼のためにスペースを作ったんだ。彼は何が起きているのか分かっていて、スペースを作ったんだ。そして最後には鋭くやって来たんだ」「ダービーの2着は人生最高の日の一つだったけど、G1で優勝することもそれに匹敵するね」と愛馬を称えた。