米国から遠征のバーチョ、英G1ナンソープSを鮮やかに逃げ切り

2026年08月22日 11:45

 現地21日、英ヨーク競馬場でG1ナンソープステークス(芝5ハロン)が行われ、米国からの遠征馬バーチョが1馬身1/4差をつけて鮮やかに逃げ切った。

 内目の枠からスタートを決めたバーチョは先頭に立ち、2馬身ほどリード。勝負どころではJ.ヘルナンデス騎手が後ろを振り返る余裕を見せつつ、ライバルたちより遅れてスパートを開始すると、最後まで差は詰まらず決着となった。

 2着争いはスターラストがラムスターにハナ差で先着。昨年の勝ち馬で今回が引退レースだった豪州馬アスフォーラは8着に終わった。

 W.ウォード厩舎のバーチョはマクリーンズミュージック産駒の3歳牡馬。前走はロイヤルアスコット開催でのハンデ戦を3馬身3/4差で快勝しており、今回は重賞初挑戦でG1初制覇を成し遂げた。

 英競馬メディア『At The Races』によると、ヘルナンデス騎手は米デルマー競馬場でのG1パシフィッククラシックに騎乗するため、レース後はヘリコプターでヒースロー空港へ移動する慌ただしさ。そんな中で「ゲートが開いた瞬間、闘志が爆発した。早めに行きすぎようとしていたので、少し抑えて終盤のために力を温存することができたね」「ゲートを出た時点で勝負は決まっていた」と相棒をたたえていた。