​ダイヤモンドネックレスが初黒星、仏G1ジャンロマネ賞でアヴァンチュールに屈す

2026年08月24日 13:35

 現地23日、仏ドーヴィル競馬場でG1ジャンロマネ賞(3歳以上牝馬、芝2000m)が行われ、5歳の実績馬アヴァンチュールが今年の仏二冠牝馬ダイヤモンドネックレスに初めて土を付けた。

 アヴァンチュールとダイヤモンドネックレスは道中でほぼ同じ位置取りとなり、共に4番手付近の中段に待機。そのまま最後の直線に入るとダイヤモンドネックレスが先行勢の外に持ち出したのに対し、アヴァンチュールは内側をキープすることを選択。馬群を割って先頭に立つと、後手を踏む形になったダイヤモンドネックレスを寄せ付けずに2馬身差の勝利を収めた。

 ダイヤモンドネックレスはタイムフォーショーケーシングをアタマ差でかわして2着をなんとか確保。しかし7戦目で初めての敗戦を喫し、G1での連勝も4で途切れた。

 C.フェルラン厩舎のシーザスターズ産駒アヴァンチュールは、3歳だった一昨年の仏G1凱旋門賞で2着と好走。昨年は9月のヴェルメイユ賞でG1初制覇を果たした。今年は牡馬相手のG1では2連敗していたものの、牝馬限定戦のここであらためて実力を証明した。

 この結果を受け、大手ブックメーカー『パディパワー』は凱旋門賞でのオッズを21倍に設定。しかしレーシングマネージャーを務めるP.ビューロー氏は「サンクルー大賞で1マイル半(約2400m)の距離を使ったのは失敗だった」と語り、凱旋門賞への3度目の挑戦(昨年は11着)を否定。「珍しいケースではあるが、この馬は年齢とともにスピードが増しており、今では10ハロンが彼女にとって完璧な距離になっている」「まずはオペラ賞に出走させる予定だ。すべて順調にいけば、ブリーダーズカップフィリー&メアターフへの遠征も検討するかもしれないが、今は一歩ずつ目の前のレースに集中して進めていく」としている。