凱旋門賞

Qatar Prix de l'Arc de Triomphe

2016/10/02(日)23時05分発走 ※発走日時は日本時間

シャンティイ競馬場

レフトハンド

レフトハンド
性齢 牝3
ドバウィ
バラデュース
母の父 シングスピール
調教師 C.ラフォンパリアス(FR)

歴史的に凱旋門賞で中心を担ってきたフランスの3歳馬だが、今年はダービー馬アルマンゾルが英チャンピオンSを選択。1000ギニーとオークスを制した無敗の2冠牝馬ラクレソニエールは週明けに故障が判明して撤退と、先頭に立つべき大駒が不在となってしまった。しかし、まだレフトハンドが残っている。オークスではラクレソニエールに半馬身ねじ伏せられる結果になったものの、前走で凱旋門賞と同じ舞台設定のヴェルメイユ賞を快勝。最近10年で最多の4頭が経由している最重要プレップを制し、有資格の1頭であることを知らしめた。

オークスで完敗を喫したラクレソニエールは、凱旋門賞の回避を発表するまでは英国の各ブックメーカーで2番人気に推されていた本命級。ただ、当時の2100mから距離が300m延びる凱旋門賞で再戦していれば、レフトハンドが半馬身差を逆転できた可能性は捨て切れない。実際にヴェルメイユ賞で距離に目途を立てているうえ、母親にも2500mのGIIロワイヤリュー賞でダーレミ(ドバイシーマクラシックでブエナビスタを破るなどGI3勝) を負かした実績があり、スタミナ豊富な母系。父ドバウィは1番人気が濃厚なポストポンドと同じだけに、展開が噛み合って見せ場以上のシーンを演出しても不思議はない。

  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
近3走 2016/9/11 ヴェルメイユ賞 G1 1 シャンティイ 2400
2016/7/30 プシュケ賞 G3 1 ドーヴィル 2000
2016/6/19 仏オークス G1 2 シャンティイ 2100
  日付 レース 着順 競馬場 馬場 距離
主な戦績 2016/9/11 ヴェルメイユ賞 G1 1 シャンティイ 2400
2016/6/19 仏オークス G1 2 シャンティイ 2100
2016/7/30 プシュケ賞 G3 1 ドーヴィル 2000