ゴームリー
性齢 | 牡3 |
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父 | Malibu Moon |
母 | Race to Urga |
母の父 | Bernstein |
調教師 | J.シレフス(USA) |
G1サンタアニタダービーといえば、ケンタッキーダービーに向けた米西海岸最大の前哨戦。最近5年でアイルハヴアナザー(2012年)とカリフォルニアクローム(2014年)がケンタッキーダービーとプリークネスSの2冠に輝き、昨年もエグザジャレイターがプリークネスS(ダービーは2着)を制すなど、クラシック戦線のみならず、出世レースとして見逃せない一戦となっている。今年の勝ち馬ゴームリーも2歳時にデビュー2連勝でG1フロントランナーSを制し、ここまで重賞3勝と確かな実力の持ち主。あの名牝ゼニヤッタと同じエメラルドグリーンにピンクの帯を配した勝負服が目を引く存在だ。
2歳時はBCジュベナイルで7着、前走のケンタッキーダービーでは9着と、世代のナンバー1決定戦で辛酸を舐めてきたが、BCジュベナイルはデビュー3戦目の相手強化で終始馬群の外を回らされ、ダービーでも20頭立ての18番ゲートと不利な面があった。サンタアニタダービーでは僚馬が演出するハイペースに乗り、きっちりと差し切りを演じている。半馬身差の2着に退けたバトルオブミッドウェイは、ケンタッキーダービーで先行して3着に粘り込んだ。そうした内容や比較から、スタミナを問われるベルモントSはゴームリーにとって好機かもしれない。
ゴームリーの競馬データ