コックスプレート 2024/10/26(土) 15:10発走 ムーニーバレー競馬場

レース傾向(STATS)

オセアニアにおける中距離路線の最強馬決定戦、コックスプレート。 過去10年のデータより、コックスプレートの出走馬レーティング、ゲート番別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • プライドオブジェニ

    125

  • ヴィアシスティーナ

    120

  • プログノーシス

    120

  • ミスターブライトサイド

    120

  • ドックランズ

    115

  • ブロードサイディング

    115

  • ロイヤルパトロネージ

    114

  • コヴァリカ

    113

  • エヴァポレイト

    112

※注:単位はポンド。牝馬はアローワンスとして4ポンド(グラフの緑色部分)加算。


JRAが10月23日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはオーストラリアのプライドオブジェニで125、次いでヴィアシスティーナとミスターブライトサイド、日本から出走するプログノーシスが120となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 1 0 1 8 10% 10% 20%
2 0 1 0 9 0% 10% 10%
3 1 2 0 7 10% 30% 30%
4 1 1 2 6 10% 20% 40%
5 1 1 1 7 10% 20% 30%
6 3 0 0 7 30% 30% 30%
7 1 3 2 4 10% 40% 60%
8 0 1 1 8 0% 10% 20%
9 0 0 0 7 0% 0% 0%
10 0 1 0 5 0% 16.7% 16.7%
11 1 0 1 4 16.7% 16.7% 33.3%
12 0 0 0 6 0% 0% 0%
13 1 0 0 3 25% 25% 25%
14 0 0 2 2 0% 0% 50%

最も勝利回数が多いのは6番ゲートの3回。連対率、3着内率にまで広げると7番ゲート、4番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者ロマンチックウォリアーは7番ゲートだった。

7番ゲートから勝利した昨年の覇者ロマンチックウォリアー(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 1 2 2 11 6.3% 18.8% 31.3%
4歳 3 3 2 20 10.7% 21.4% 28.6%
5歳 3 2 2 21 10.7% 17.9% 25%
6歳 2 2 3 10 11.8% 23.5% 41.2%
7歳以上 1 1 1 21 4.2% 8.3% 12.5%

4歳と5歳が最も多く3勝。次いで6歳の2勝と続き、連対率、3着内率でも好成績を収めている。日本から参戦予定のプログノーシスは6歳。好結果を期待したい。

日本から参戦予定のプログノーシスは6歳馬(Photo by 山根英一/アフロ)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 5 10 7 71 5.4% 16.1% 23.7%
牝馬 5 0 3 12 25% 25% 40%

過去10年は5勝ずつだが、近年は牡馬・セン馬が4連勝となっている。連対率・3着内率では牝馬が上回っている。

2019年は優勝したリスグラシューは牝馬だった(Photo by Getty Images)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 30.3% 51.5% 66.7%
10倍~29.9倍 0% 4.3% 13%
30~49.9倍 0% 5.6% 11.1%
50~99.9倍 0% 0% 0%
100倍以上 0% 0% 0%

単勝10倍未満の馬が最も勝率が高く30.3%。連対率・3着内率で見ても好成績を収めている。2018年は1.24という圧倒的1番人気に応え、ウィンクスが4連覇を達成している。単勝オッズが10倍を超えた馬の優勝はなく順当に人気馬が勝利する傾向だが、2着3着には単勝オッズ10倍以上の馬が入ることもあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2019年はJRAオッズ、それ以外は現地オッズ。

2018年は単勝オッズ1.24倍のウィンクスが4連覇を達成(Photo by Getty Images)

表6:前走レース別成績表

コックスプレートにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
ターンブルステークス(豪・G1) 3 1 2
マイトアンドパワーステークス(豪・G1)※ 1 3 2
ラドブロークスステークス(豪・G1) 1 1 1
エプソムハンデキャップ(豪・G1) 1 0 1
宝塚記念(日・G1) 1 0 0
ニエル賞(仏・G2) 1 0 0
タタソールズゴールドカップ(愛・G1) 1 0 0
サラトガダービー(米・G1) 1 0 0
アイリッシュチャンピオンステークス(愛・G1) 0 1 1
スプリングチャンピオンステークス(豪・G1) 0 1 1
キングチャールズ3世ステークス(豪・G1)※※ 0 1 0
コーフィールドギニー(豪・G1) 0 1 0
コーフィールドカップ(豪・G1) 0 1 0
グレートヴォルティジュールステークス(英・G2) 0 0 1
クランボルンカップ(豪・L) 0 0 1

※2022年までコーフィールドステークス(G1)、2023年からマイトアンドパワーステークス(G1)で施行。

※※2022年までジョージメインステークス(G1)、2023年からキングチャールズ3世ステークス(G1)で施行。


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。ターンブルステークスをステップにした馬が最も多く3回優勝している。他はマイトアンドパワーステークスやラドブロークスステークスなどオーストラリアの主要レースからの参戦が目立っている。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
オーストラリア 6 7 6 67 7.0% 15.1% 22.1%
アイルランド 2 1 1 4 25.0% 37.5% 50.0%
香港 1 0 0 0 100% 100% 100%
日本 1 0 0 1 50% 50% 50%
ニュージーランド 0 1 2 4 0% 14.3% 42.9%
UAE 0 1 0 0 0% 100% 100%
イギリス 0 0 1 4 0% 0% 20.0%
フランス 0 0 0 2 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが地元オーストラリアで6勝。次いでアイルランドが2勝となっている。人気が予想されるオーストラリアのヴィアシスティーナは果たしてどうだろうか?

人気が予想されるオーストラリアのヴィアシスティーナ(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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