カフジテイク
性齢 | 牡5 |
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父 | プリサイスエンド |
母 | テイクザケイク |
母の父 | スキャン |
調教師 | 湯窪幸雄 |
メーンのワールドカップに挑むゴールドドリームとともに、カフジテイクは現在のダート路線で最も勢いがある馬の1頭ではないだろうか。直線一本に賭け、確実に上位争いを演じる末脚の破壊力は、かつてのブロードアピールやシルクフォーチュンを彷彿とさせる痛快さ。久しぶりに出現したダートの鬼脚ホースは、走るたびに馬券を超えてレース観戦を楽しませてくれる。ゴドルフィンマイルは日本で馬券発売がないだけに、カフジテイクならではの競馬を存分に堪能したいところだ。
メイダン競馬場のダートコースは先行有利の傾向が顕在化しており、カフジテイクの脚質に全くといっていいほど合っていない。そのあたりは大きな懸念材料になるが、昨秋の武蔵野Sでは、タガノトネールがレコードで逃げ切ったスピード最優先の馬場状態にあって、最後方から3着まで押し上げている。左回り1ターンの1600mは今回の条件にも似ており、日本と同様の豪脚を炸裂させても何ら不思議はない。フォーティナイナー系の産駒はナドアルシバ競馬場時代にユートピアが優勝し、オールウェザーでもカフジテイクと同じプリサイスエンドを父に持つグロリアスノアが4着。これまでゴドルフィンマイルに参戦した日本調教馬6頭の中で最良の成績を残しているのも心強いデータだ。
カフジテイクの競馬データ