ジャックホブス
性齢 | 牡5 |
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父 | Holling |
母 | Swain's Gold |
母の父 | Swain |
調教師 | J.ゴスデン(GB) |
ポストポンドや同期のハイランドリールに、いつまでも大きな顔をさせておく訳にはいかない。ジャックホブスにとって、2017年は復活を賭ける年となる。2年前の英ダービーでは僚友ゴールデンホーンに敗れたものの2着を確保。続く愛ダービーを5馬身差で快勝し、世代上位の実力を証明した。当時はハイランドリールを11馬身半差の5着と寄せ付けていない。秋は凱旋門賞を目標に据えるも、英ダービー前から連敗していたゴールデンホーンとの関係や馬場状態の兼ね合いもあり、英チャンピオンステークスへと方向転換。しかし、距離不足もあって3着に終わった。
僚友の引退を受けて迎えた昨年は天下獲りの好機だったが、4月の初戦で競走中止のアクシデントに見舞われる。後に骨盤の疲労骨折が見つかって休養を余儀なくされ、結局、復帰できたのはシーズン終盤の英チャンピオンSだった。しかし、骨折休養明けの不利がありながらもアルマンゾル、ファウンドに続いて2年連続の3着と実力の一端を見せている。出走プランもあった暮れの香港ヴァーズは自重したが、シーマクラシックはJ.ゴスデン調教師がチャンピオンS直後に参戦を明言しており、ようやく満足のいく態勢が整いそう。今回は初めてブリンカー着用を予定しており、捲土重来へ備えも十分だ。
ジャックホブスの競馬データ