アキトクレッセント
性齢 | 牡6 |
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父 | ウォーエンブレム |
母 | ティックルピンク |
母の父 | フレンチデピュティ |
調教師 | 清水久詞 |
アキトクレッセントはデビュー直後こそ芝で2戦したが、その後はダートに専念して前走の根岸ステークスまで17戦。1400mで14戦し、全6勝を稼ぎ出しているように、戦績からはダート1400mのスペシャリストという印象がある。ただ、残り3戦はダート1600mのオープンクラスで、昨秋の武蔵野ステークスを含む2度の3着を記録している。唯一の着外は3歳時のユニコーンステークスだが、当時は発馬に失敗して最後方からの追走を強いられ、レースに参加できなかったに等しい。1600mが守備範囲外と考えるのは早計だ。
実際に、武蔵野Sでは1着のインカンテーションから0秒4差、4着のノンコノユメにはクビ差の先着。両雄は先日のフェブラリーステークスでも勝ち負けを演じたうえ、アキトクレッセントにとって武蔵野Sは2年5か月ぶりの1600m戦だった。
また、ディープインパクト産駒の半妹アンジュデジールが2月末にエンプレス杯を制し、同じウォーエンブレム産駒の叔父オールブラッシュも昨年の川崎記念を勝っていることから、多少なりとも距離の融通性を期待できそうだ。前走の根岸Sでは大敗したが、レコード決着のハイペースを早めに追い掛けた結果。ダート1400mの持ち時計に2秒余り及ばずゴールしたのだから、度外視して構わないだろう。
アキトクレッセントの競馬データ