ドバイゴールデンシャヒーン

Dubai Golden Shaheen

2018/03/31(土)23時40分発走 ※発走日時は日本時間

メイダン競馬場

マインドユアビスケッツ

マインドユアビスケッツ
性齢 牡5
Posse
Jazzmane
母の父 Toccet
調教師 C.サマーズ(USA)

昨年のドバイゴールデンシャヒーンは1頭だけ次元が違った。大外14番枠からのスタートで、道中は常に集団の4、5頭分外を追走。第3コーナーを迎える辺りでは逃げ馬から3馬身ほどの中団に取りついていたものの、タイトなコーナーでは進むほどに位置を下げ、第4コーナーで先頭から7、8馬身ほどに差を広げられてしまう。それでもここからグイグイとギアを上げながら追撃態勢に入ると直線半ばで先頭争いに加わり、他馬に抵抗する隙を与えず3馬身突き抜けた。後半に見せた脚力はケタ違いで、内枠からロスなく運べていたら何馬身開いていたのかというほどの実力差を見せつけた。

その後、7月上旬の帰国初戦はG2で3馬身半差の貫録勝ちを収めたが、続く8月末のG1フォアゴーステークスではあまり脚も使えず、中団追走のまま6着に敗れた。一昨年は月1走ペースでブリーダーズカップスプリント(繰り上げ2着)に駒を進めた一方、昨年はフォアゴーSからBCスプリントに直行して3着。直線の伸びに力強さを取り戻したものの、優勝したロイエイチには3馬身差の完敗を喫している。末脚勝負型でもともと2着や3着が少なくないタイプではあるが、昨年のドバイゴールデンシャヒーン以降1勝止まりなのは気になるところ。年明け初戦の前走は条件戦で格下に不覚を取っており、連覇を果たすにはロイエイチ以外にも越えるべき壁がありそうだ。

マインドユアビスケッツの競馬データ