ドバイシーマクラシック

Dubai Sheema Classic

2018/03/31(土)25時10分発走 ※発走日時は日本時間

メイダン競馬場

レイデオロ

レイデオロ
性齢 牡4
キングカメハメハ
ラドラーダ
母の父 シンボリクリスエス
調教師 藤沢和雄

2年前のドゥラメンテに続き、キングカメハメハ産駒の良血ダービー馬が世界制覇に向け海を渡る。昨年のダービーはスローペースを見て取ったC.ルメール騎手の好判断を受けての快勝劇。ペースが遅かっただけに走破時計も例年には及ばず、レベルを疑問視する声も聞かれたが、ひと夏越して迎えた神戸新聞杯では堂々の走りで完勝を収め、あらためて世代最強をアピールした。2着に下したキセキが次戦で菊花賞を制しただけでなく、ダービー2着馬のスワーヴリチャードもアルゼンチン共和国杯で古馬を一蹴すると、レイデオロの評価も相対的に高まっていった。

そうした中で臨んだジャパンカップは、年度代表馬キタサンブラックに次ぐ2番人気。いつも通りの先行策で主導権を握った王者に対し、レイデオロは中団で力みが目立つなど決してスムーズな道中ではなかったが、粘り強く末脚を伸ばして王者にクビ差の先着を果たした。シュヴァルグランにこそ先を譲ったものの、同舞台のダービーで疑問符をつけられた走破時計を3秒も短縮したのだから、実力を十分に証明した形だろう。

休養を挟んだ前走の京都記念は、仕上げに余裕を残した状態の上に主戦不在で人馬の呼吸が合わず、それでも少差3着なら悲観する内容ではない。前走から中6週以内の間隔では日本ダービーと2歳時のホープフルステークスを快勝しており、今回は本領発揮に期待が高まる。

レイデオロの競馬データ