サトノクラウン
性齢 | 牡6 |
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父 | Marju |
母 | ジョコンダ2 |
母の父 | Rossini |
調教師 | 堀宣行 |
デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳ステークスで重賞初制覇を飾り、3戦目の弥生賞まで負け知らず。それ以降は前走の有馬記念まで14戦連続でG2以上のレースに出走し、G1レース2勝を含む重賞通算6勝という戦績は、紛れもなく超一流馬のそれだ。
しかし、その一方で2桁着順も5回を数え、近2走はジャパンカップ10着、有馬記念13着と大崩れすることもある。なかなか掴み所がないが、最上級のレースで戦い続けていれば、時に不本意な結果に終わることはあるだろう。そしてサトノクラウンの場合、能力が劣った結果ではないことも明らかだ。
課題は如何に集中力を持続できるか。こればかりは走ってみるまで判らないのが悩ましいところだが、メイダン競馬場の環境はサトノクラウンに合う可能性が高い。G1初制覇を飾り、この馬にとって大きな転換点となった香港ヴァーズ以降、前走までの戦績は7戦3勝、2着1回と連対率は5割を超えている。4連対のうち3戦がG1というのは立派の一語で、いわゆる洋芝の香港ヴァーズ、稍重の宝塚記念、そして不良の天皇賞(秋)と、それぞれパワー優先の馬場が共通点だった。今回のメイダン競馬場も洋芝のうえ、海外遠征では既に結果を出している。すなわち、ドバイシーマクラシックはチャンスだ。
サトノクラウンの競馬データ