アウォーディー
性齢 | 牡8 |
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父 | Jungle Pocket |
母 | Hevenly Romance |
母の父 | Sunday Silence |
調教師 | 松永幹夫 |
8歳となって迎える2度目のドバイワールドカップ。まずは自身との戦いであり、昨年の5着以上が目標となる。ただ、アロゲートという絶対的な主役がいた昨年と異なり、今年はダートの本場アメリカ勢に王者と呼べるほどの実績馬が不在。付け入る隙もあるはずだ。
昨年は独特のスピード争いに好位の内目から食らいつく積極的なレースを展開。勝負所から後れを取る格好にはなったものの、それでも直線一杯に馬体を併せた米G1馬ホッパーチュニティに先を譲らなかった。また、かつてのUAEダービー馬ムブタヒージ(4着)とも1馬身半差と、初物尽くしの状況にあって実力馬たちに引けを取らない内容を残している。
ドバイから帰国後は帝王賞で復帰するも3着。さらにJBCクラシックで連覇を逃し、続くチャンピオンズカップでも5着と結果を出せない状態が続いたが、それぞれ久々や不向きな展開に敗因を見出せる。今年初戦の川崎記念でもスローペースに末脚を封じられ、前走のフェブラリーステークスはキャリア最短の1600m戦で9着もやむを得ない。近走は何かとかみ合わない状態だが、それでも前走を除けば堅実に走れている。フェブラリーステークスで久々に速い流れを体験したことは、ハイペース必至のドバイワールドカップに向けて好都合と解釈することもでき、大舞台で渾身の巻き返しを期待したい。
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