ドバイワールドカップ

Dubai World Cup

2018/03/31(土)25時50分発走 ※発走日時は日本時間

メイダン競馬場

フォーエバーアンブライドルド

フォーエバーアンブライドルド
性齢 牝6
Unbridled's Song
Lemons Forever
母の父 Lemon Drop Kid
調教師 D.スチュアート(USA)

今年で23回目を迎えるドバイワールドカップの歴史において、牝馬の最高成績は2001年に日本のトゥザヴィクトリーが記録した2着。牝馬の出走自体が数年に1頭の割合しかなく、そもそも優勝争いを期待するのが難しいような状況が続いてきた。ダートの本場アメリカからは2012年にロイヤルデルタが初参戦して9着。翌年も10着に沈んでいるが、両年ともオールウェザーでのレースだった。今回のフォーエバーアンブライドルドは5年ぶり2頭目。ロイヤルデルタと同じエクリプス賞に輝く紛れもないチャンピオン牝馬だが、「ダートのドバイWC挑戦」という意味では、この馬が初めてになる。

歴史が示すように、確かに牡馬の壁は厚いかもしれないが、それでも通用しないとは言い切れない。同世代のステラーウィンドには2016年のブリーダーズカップディスタフで2馬身1/2差の先着、優勝した2017年も大きく差をつけた。その相手は今年のペガサスワールドカップに牝馬として初参戦を果たし6着。ウエストコーストには13馬身余りの差をつけられたものの、3着のガンナヴェラからは約3馬身差だった。今回のドバイWCにはウエストコーストもガンナヴェラも出走するが、ステラーウィンドとの対戦比較で優位に立つフォーエバーアンブライドルドなら、少なくともガンナヴェラに臆することはないはず。自慢の末脚で馬券圏内に食い込んでくる可能性は十分にある。

フォーエバーアンブライドルドの競馬データ