ノンコノユメ
性齢 | セ7 |
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父 | トワイニング |
母 | ノンコ |
母の父 | アグネスタキオン |
調教師 | 加藤征弘 |
豪快な差し切りで世代の頂点に立ったG1ジャパンダートダービーが約4年前の2015年7月。次戦の武蔵野Sでは古馬を破り、続くチャンピオンズCとフェブラリーSでは連続して2着するなど3~4歳時のノンコノユメは順調にダート王への足場を固めていた。しかし、それから2戦後の帝王賞でも2着に好走した一方で、激しすぎる気性を矯正するために去勢手術が施されると、デビューから13戦6勝、2着4回と安定していた成績が急降下。雪辱を期したチャンピオンズCで6着、フェブラリーSでも7着に終わり、掲示板から漏れたことのない堅実性まで失ってしまった。
それでも、フェブラリーS後に長期休養を挟んで立て直しが図られると徐々に力を取り戻し、昨年の根岸Sではうなるような末脚を爆発させて1分21秒5のレコード勝ち。武蔵野Sから2年2か月ぶりの白星で復活の狼煙を上げると、続くフェブラリーSでも息の長い末脚で前年の覇者ゴールドドリームをねじ伏せ、ついに最前線への帰還を果たした。
その後は勝利から遠ざかり、近2走は見せ場を作れていないが、ノンコノユメは根岸Sでレコード勝ちしたようにスピードへの対応力が高く、差し脚の生きる展開になればチャンスはあるはずだ。
ノンコノユメの競馬データ