ドラフテッド
性齢 | セ5 |
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父 | Field Commission |
母 | Keep The Profit |
母の父 | Darn That Alarm |
調教師 | D.ワトソン |
アメリカ勢が強力なドバイゴールデンシャヒーンに向け、挑戦者決定戦の趣がある前哨戦のG3マハブアルシマールから名乗りを上げたのがドラフテッドだ。2016年4月に米キーンランド競馬場でデビュー勝ちし、2戦目にはロイヤルアスコット開催の準重賞ウィンザーキャッスルステークスに遠征するも17着に大敗。帰国後にG2で6着(最下位)に敗れると1年4か月休養し、その間に去勢手術を受けるとともにE.ハーティー厩舎から現在のD.ワトソン厩舎へ移籍した。転厩後の2017年12月からはメイダン競馬場のダート戦に専念している。
昨年のメイダン開催ではハンデ戦で2勝を挙げ、スーパーサタデーではマイルのG3バージナハールに出走して6着。それから9か月の休養を取ると、12月の復帰戦では準重賞を快勝と幸先の良いスタートを切った。続く年明け1月のG3ドバウィステークスでは、前後に二分された集団の最後方に捕まってしまい、懸命な追い上げも及ばず2着に敗れたが、負けてなお強しという内容。次戦のアルシンダガスプリントで重賞初制覇を飾ると、マハブアルシマールも連勝して実力を証明し、現地のスプリント戦線で頭ひとつ抜け出した。
出遅れこそしないものの、行き脚がつかないタイプで戦法は常に追い込み。今回はアメリカ勢のスピードに対して序盤の入り方が鍵となるが、末脚は追うほどに伸びていくような強靭さがあり、流れに乗ることができればあっと言わせることがあるかもしれない。
ドラフテッドの競馬データ