カランダガン
8戦4勝[4-3-1-0]
前走英チャンピオンS(G1)で2着。近2戦はG1連続連対と勢い十分。重賞3勝の実績もあり、ここでも上位を狙える安定勢力。
レベルスロマンス
23戦16勝[16-0-1-6]
昨年は2番手追走から直線早々に抜け出す横綱相撲で快勝。2着のシャフリヤールはじめ日本の精鋭4頭を見事に完封した。秋のBCターフでもローシャムパークとシャフリヤールを抑えて優勝するなど文字通り日本勢の壁となっており、その実力には一目も二目も置かざるを得ない。
シンエンペラー
10戦3勝[3-3-2-2]
前走のネオムターフCは1年3か月ぶりの白星だったが、この間にもダービーと愛チャンピオンSで3着、ジャパンCは2着(同着)と高いレベルで堅実に活躍し続けてきた。同世代のダノンデサイルとは1勝1敗の五分。海外実績では一日の長があり、ここで念願のG1制覇も夢ではない。
ダノンデサイル
8戦4勝[4-0-1-3]
今年も豪華メンバーが集うドバイシーマクラシックで日本勢の大将を務める。ダービー制覇後は菊花賞で不利の連続に泣き、有馬記念も逃げて目標にされる苦しい展開となり敗れたが、差す形に戻した前走のAJC杯は着差以上の内容で貫禄勝ち。あらためて能力を証明した。
ドゥレッツァ
10戦5勝[5-2-1-2]
一昨年の菊花賞勝ちから昨年は4連敗と結果を残せていないが、英インターナショナルSは斤量61kg負担の古馬勢で最先着、ジャパンCは勝利にクビ差と迫り、後半2戦は敗れた中にも内容を残している。今回に向けては英国遠征の経験も糧となっているはずで、そろそろ結果が欲しい。
ジアヴェロット
18戦7勝[7-2-5-4]
前走香港ヴァーズ(G1)で1着。近3戦はG1で1着、3着、G2で1着と好内容が続く。安定した実績があり、展開次第では上位進出も。
チェルヴィニア
8戦4勝[4-1-0-3]
秋華賞勝ち後のジャパンCは今回も対戦するシンエンペラーとドゥレッツァに2馬身半差。前走の京都記念は9着と大敗を喫した。京都記念での6着からドバイシーマクラシックを制したジェンティルドンナ(2014年)の例もあるが、昨年の二冠牝馬にとってここは正念場だ。
カリフ
26戦5勝[5-4-5-12]
前走ネオムターフC(G2)で2着。昨年はG1・G3での勝利もあったが、近走は着順に波があり安定感に欠ける印象。上位勢との力関係が鍵。
デイラマイル
9戦1勝[1-2-2-4]
前走レッドシーターフH(G2)で6着。過去にはG1で4着と善戦したが、近2戦は結果を残せておらず、現状では上位進出には一歩及ばない。