ドバイシーマクラシック 2025/4/6(日) 01:50発走 メイダン競馬場

レース傾向(STATS)

ドバイワールドカップデーで、芝中長距離路線の王者を決めるドバイシーマクラシック。
過去10年のデータより、ドバイシーマクラシックの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 2 1 7 0% 20% 30%
2 3 1 1 5 30% 40% 50%
3 0 0 0 10 0% 0% 0%
4 0 2 0 8 0% 20% 20%
5 0 1 0 9 0% 10% 10%
6 1 1 2 6 10% 20% 40%
7 2 1 3 4 20% 30% 60%
8 1 0 1 7 11.1% 11.1% 22.2%
9 1 0 1 6 12.5% 12.5% 25%
10 0 0 1 4 0% 0% 20%
11 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
12 1 1 0 1 33.3% 66.7% 66.7%
13 0 0 0 2 0% 0% 0%
14 0 0 0 2 0% 0% 0%
15 0 1 0 1 0% 50% 50%

最も勝利回数が多いゲート番は2番ゲートの3回。次いで7番ゲートの2回。連対率、3着内率まで広げると6番ゲート、11番ゲート、12番ゲートが好成績を収めている。昨年の覇者レベルスロマンスは11番ゲートだった。

連覇を狙うレベルスロマンス(Photo by Shuhei Okada)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
4歳 5 4 3 26 13.2% 23.7% 31.6%
5歳 4 3 5 26 10.5% 18.4% 31.6%
6歳 1 1 2 13 5.9% 11.8% 23.5%
7歳以上 0 2 0 9 0% 18.2% 18.2%

4歳が5勝、次いで5歳が4勝しており、6歳は1勝となっている。連対率、3着内率で見ても4歳、5歳が中心となりそうだ。日本から参戦予定の4歳馬ダノンデサイル、シンエンペラー、チェルヴィニアにとっては心強いデータとなった。

日本から参戦予定のシンエンペラー(Photo by Shuhei Okada)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 8 8 7 65 9.1% 18.2% 26.1%
牝馬 2 2 3 9 12.5% 25% 43.8%

過去10年では牡馬・セン馬が8勝、牝馬は2勝を挙げている。ただ、出走頭数が牡馬・セン馬に比べて少ない割に、牝馬の勝率は高く、また連対率・3着内率も25%、43.8%と牡馬よりも優秀だ。2014年優勝のジェンティルドンナなど日本から参戦した牝馬の活躍は記憶に新しい。今年参戦予定のチェルヴィニアもそれに続くことができるか。

日本から参戦予定の牝馬チェルヴィニア(Photo by Shuhei Okada)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 21.4% 35.7% 50%
10倍~29.9倍 3.1% 15.6% 18.8%
30~49.9倍 0% 0% 16.7%
50~99.9倍 0% 0% 20%
100倍以上 0% 0% 5.3%

最も勝利を挙げているのが、10倍未満で21.4%。2023年は日本のイクイノックスが1.4倍で制した。単勝オッズが30倍を超えた馬の優勝はないが、3着までに入るケースがあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2017年以降はJRAオッズ、それ以前は現地オッズ。

2023年は圧倒的な人気を集めたイクイノックスが優勝(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表6:前走レース別成績表

ドバイシーマクラシックにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
ドバイシティーオブゴールド(UAE・G2) 3 0 1
有馬記念(日・G1) 1 3 1
凱旋門賞(仏・G1) 1 1 0
京都記念(日・G2) 1 0 1
ジャパンカップ(日・G1) 1 0 1
英チャンピオンステークス(英・G1) 1 0 0
サウジカップ(沙・G1)※ 1 0 0
アミールトロフィー(華・G3)※ 1 0 0
中山記念(日・G2) 0 1 2
条件戦 0 1 1
香港カップ(香・G1) 0 1 0
モンジュー賞(仏) 0 1 0
ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(米・G1) 0 1 0
ブリーダーズカップターフ(米・G1) 0 1 0
ネオムターフカップ(沙・G3)※ 0 0 1
ボスポラスカップ(土・G2)※ 0 0 1
ドバイミレニアムステークス(UAE・G3) 0 0 1

※サウジカップ(沙・G1) は2020年まで国際格付けなし。

※華はカタール、土はトルコ共和国

※ネオムターフカップ(沙・G3) は2021年まで国際格付けなし。2022年はG3、2024年はG2


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じコース・距離で行われるドバイシティーオブゴールドが3勝と最も好成績を集めている。各国の中長距離のエースが集うため他は前哨戦はまちまちだ。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
日本 3 4 6 15 10.7% 25.0% 46.4%
イギリス 3 2 2 15 13.6% 22.7% 31.8%
UAE 3 1 0 13 17.6% 23.5% 23.5%
フランス 1 2 2 5 10.0% 30.0% 50.0%
アイルランド 0 1 0 10 0% 9.1% 9.1%
香港 0 0 0 4 0% 0% 0%
アメリカ 0 0 0 3 0% 25% 25%
カタール 0 0 0 3 0% 0% 0%
ドイツ 0 0 0 2 0% 0% 0%
バーレーン 0 0 0 1 0% 0% 0%
トルコ 0 0 0 1 0% 0% 0%
サウジアラビア 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も多くの勝利を挙げているのは、日本、イギリス、そして地元UAEの3勝。次いでフランス1勝。今年はそのフランスから、有力馬カランダガンが出走を予定しており、要注目の一頭だ。日本馬は連対率・3着内率が高く、相性の良いレースと言えるだろう。

有力馬の一頭、フランスのカランダガン(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

注:S.ビン・スルール調教師とC.アップルビー調教師はUAEで集計。

注:2020年は中止。

この先を読むにはJRA-VAN会員登録が必要です(無料)

※外部サイトに遷移します

バナー
バナー