タリスマニック
性齢 | 牡5 |
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父 | Medaglia d'Oro |
母 | Magic Mission |
母の父 | Machiavellian |
調教師 | A.ファーブル |
昨年のフォワ賞では、後方から追走も3着に敗れたタリスマニック。レース後は凱旋門賞に向かわず、アメリカのブリーダーズカップターフに遠征し、5番手からの差し切りで待望のG1初制覇を飾った。わずか1年前には凱旋門賞でファウンドに20馬身ほど離されて大敗するなど、G1で力不足を感じさせていた馬が、BCターフ後には香港ヴァーズでも2着に好走し、ひとつの勝利を境にして芝中長距離の顔役へと飛躍を遂げた。
それでも現状に甘んじることはなく、今季の前半戦は芝ではなくダートの頂点を目指してドバイワールドカップに挑戦。結果は大差を付けられての9着と奮わなかったものの、じっくり立て直して芝に戻った帰国初戦の前走、G3ゴントービロン賞では中団追走から余力十分に2馬身抜け出して格の違いを見せつけた。
もともと休養明けを苦にするタイプではないが、陣営がレース直後にフォワ賞参戦を表明しており、ひと叩きしての良化は確実。パリロンシャン競馬場でのレースは初めてとなるため、今回は試走の狙いも多分にあると思われるが、クリンチャーとの力関係を含めて目を離せない存在だ。
タリスマニックの競馬データ