カプリ
性齢 | 牝4 |
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父 | Galileo |
母 | Dialafara |
母の父 | Anabaa |
調教師 | A.オブライエン |
昨年の英愛クラシック二冠馬が、大敗を喫した凱旋門賞の雪辱に向けて再始動する。その凱旋門賞では発馬で後手を踏んで後方からの追走となり、前々から長く脚を使う得意の形に持ち込めず。全く持ち味を発揮できない不本意な内容で17着に終わったが、本来の先手から粘り腰を生かすレースができていれば、上位争いも可能だったはずだ。
伝説の名馬ニジンスキー以来、47年ぶりの愛ダービーと英セントレジャー二冠という快挙を成し遂げた実力には、それ相当の裏づけがある。カプリが二冠達成時に退けた相手は今やビッグネーム揃い。愛ダービーで競り勝ったのは、現役最強の一角を担っているクラックスマン。英セントレジャー2着のクリスタルオーシャンは、今年のキングジョージで際どく優勝争いを演じ、凱旋門賞でも有力馬の1頭に挙げられている。
また、英セントレジャー3着のストラディヴァリウスは今季4連勝で最強ステイヤーへと飛躍し、同4着のリキンドリングも次戦でメルボルンCを制した。その一方、二冠達成後のカプリは今季初戦のG3アレッジドSを勝ったのみで差をつけられた状態。肩の負傷から立て直しを図って臨む今回は、巻き返しへ重要な一歩となる。
カプリの競馬データ