ディアドラ
性齢 | 牝5 |
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父 | ハービンジャー |
母 | ライツェント |
母の父 | スペシャルウィーク |
調教師 | 橋田満 |
昨年の雪辱を期したドバイターフでは、一つ順位を下げて4着に終わったディアドラだが、タイミング次第で2着争いも十分に可能な、悲観するようなレース内容ではなかった。アーモンドアイを意識して昨年よりやや前の位置をキープし、直線入口で内からヴィブロスに並びかけるまではそつなく立ち回っていた。しかし、失速した先行馬に詰まる格好になって大外へ持ち出すロス。視界が開けた時にはアーモンドアイもヴィブロスもトップスピードに乗っており、懸命な追い上げも及ばず勝機は残されていなかった。
レース後のJ.モレイラ騎手は2000mの方が適しているとのコメント。それはつまり今回のクイーンエリザベス2世カップ(QE2C)の距離であり、2着の結果を出した昨年暮れの香港カップと同じ舞台でもある。ディアドラは昨秋の府中牝馬ステークス(1800m)で今回も強敵となるリスグラシューを2kg重い斤量を負担しながらねじ伏せている。ディアドラにとって条件は確実に好転する。
ドバイから香港入りするプランは事前の決定通りで、同じ臨戦では2007年にアドマイヤムーンがドバイデューティフリー(現ドバイターフ)制覇からQE2Cで3着という実績もある。ドバイで2年連続好走し、すでに結果を出している香港なら引き続き期待は大きい。
ディアドラの競馬データ