クイーンエリザベス2世カップ 2025/4/27(日) 17:40発走 シャティン競馬場

レース傾向(STATS)

香港競馬のシーズン下半期における中距離王者決定戦、クイーンエリザベス2世カップ。
過去10年のデータより、クイーンエリザベス2世カップの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 2 1 3 4 20% 30% 60%
2 0 1 2 7 0% 10% 30%
3 0 2 3 5 0% 20% 50%
4 2 0 1 7 20% 20% 30%
5 3 2 0 5 30% 50% 50%
6 1 1 0 8 10% 20% 20%
7 0 1 1 8 0% 10% 20%
8 1 1 0 5 14.3% 28.6% 28.6%
9 0 1 0 4 0% 20% 20%
10 1 0 0 4 20% 20% 20%
11 0 0 0 4 0% 0% 0%
12 0 0 0 3 0% 0% 0%
13 0 0 0 2 0% 0% 0%

最も勝利数が多いのは5番ゲートの3回。次いで1番ゲート、4番ゲートが2回。連対率、3着内率にまで広げると3番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者ロマンチックウォリアーは10番ゲートだった。

史上初の3連覇を飾ったロマンチックウォリアー。(Photo by The Hong Kong Jockey Club)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
4歳 2 2 2 13 10.5% 21.1% 31.6%
5歳 4 5 5 22 11.1% 25% 38.9%
6歳 4 2 1 17 16.7% 25% 29.2%
7歳以上 0 1 2 14 0% 5.9% 17.6%

5歳と6歳が4勝ずつ、連対率、3着内率でも好成績を収めている。次いで4歳の2勝となっている。日本から参戦予定のリバティアイランド、タスティエーラが共に5歳。好結果を期待したい。

日本から参戦予定のリバティアイランド(Photo by Shuhei Okada)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 9 10 8 62 10.1% 21.3% 30.3%
牝馬 1 0 2 4 14.3% 14.3% 42.9%

過去10年では牡馬・セン馬が9勝、牝馬は1勝を挙げている。3着内率に広げると牝馬の好成績が目立っており牡馬・セン馬より高い42.9%となっている。2021年は日本から参戦した牝馬のラヴズオンリーユーがこのレースを制した。

2021年に優勝した牝馬のラヴズオンリーユー(Photo by Getty Images)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 22% 36.6% 48.8%
10倍~29.9倍 4% 12% 24%
30~49.9倍 0% 0% 0%
50~99.9倍 0% 11.8% 23.5%
100倍以上 0% 0% 0%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高い。最も人気を集めて勝ったのが2023年のロマンチックウォリアーで1.4倍。順当に人気馬が勝利する傾向にあるようだが、単勝オッズが50倍を超える馬が2着、3着に入るケースがあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2017年、2018年、2019年、2021年、2023年、2024年はJRAオッズ。それ以外は現地オッズ。

2023年ロマンチックウォリアーにクビ差と迫ったプログノーシス(Photo by 山根英一/アフロ)

表6:前走レース別成績表

クイーンエリザベス2世カップにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
香港ゴールドカップ(香・G1) 3 2 1
中山記念(日・G2) 2 1 0
香港ダービー(香・L) 2 1 0
チェアマンズトロフィー(香・G2) 1 2 2
プレミアプレート(香・G3) 1 0 0
ドバイシーマクラシック(UAE・G1) 1 0 0
金鯱賞(日・G2) 0 3 2
ハンデ戦 0 1 2
クイーンエリザベスステークス(豪・G1) 0 0 2
アミールトロフィー(華・G3)※ 0 0 1

※華はカタール


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場2000mで行われる香港ゴールドカップを使った馬が最も多く3回優勝している。地元香港馬の出走が多いため、香港のレースをステップレースとして使っている馬が多い。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
香港 7 6 5 47 10.8% 20.0% 27.7%
日本 3 4 3 10 15.0% 35.0% 50.0%
イギリス 0 0 1 3 0% 0% 25.0%
オーストラリア 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
フランス 0 0 0 2 0% 0% 0%
アイルランド 0 0 0 1 0% 0% 0%
南アフリカ 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが地元香港で7勝。次いで日本の3勝となっている。2021年以来の優勝を狙う日本勢はどうか。

2021年以来の日本馬制覇を狙うタスティエーラ(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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