香港カップ

Hong Kong Cup

2017/12/10(日)17時30分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

ポエッツワード

ポエッツワード
性齢 牡4
Poet's Voice
Whirly Bird
母の父 Nashwan
調教師 M.スタウト(GB)

今年のカルティエ賞最優秀古馬ユリシーズとは同期の僚友で、名伯楽M.スタウト調教師の管理馬として順調な成長を遂げているポエッツワード。ここまでG1勝ちこそないものの、そもそも重賞戦線に顔を出すようになったのが4歳を迎えた今年から。4月にオールウェザーのハンデ戦を快勝して順調な滑り出しを見せると、次戦のG3ハクスリーステークスで重賞に初挑戦し、今回も対戦するドーヴィルをクビ差まで追い詰めた。その後は7月に予定していたレースを回避したが、8月のG3グロリアスステークスで仕切り直し、初の12ハロン(2400m)を克服して初の重賞タイトルを手に入れた。

そこから前走までの2戦が見事な戦いぶりで、9月には走り慣れた10ハロン(2000m)へ距離を戻すとともに、愛チャンピオンステークスで初のG1に挑んだ。レースでは最後の追いくらべで後れを取ったものの、展開も味方につけて1/2馬身差の2着といきなり好走。続く前走の英チャンピオンステークスではクラックスマンの背後から懸命に食らいつき、結果的に7馬身ちぎり捨てられたものの、差し返す勝負根性を発揮してし烈な2着争いを制した。愛チャンピオンSは稍重、英チャンピオンSは重馬場と、経験が浅い中でG1の常連相手に結果を出し続けた点は評価に値し、目下の勢いを持ち込む今回は怖い1頭だ。

ポエッツワードの競馬データ