昨年は前哨戦のジョッキークラブマイルで7着に敗れるなど、香港マイルまでにローカルG3の1勝しか実績がなかったものの、本番では2番人気と高評価を受け、1/2馬身差の2着と結果で応えた。続く年明けのスチュワーズカップは1番人気で国際G1初制覇。さらにクイーンズシルバージュビリーカップも制してG1連勝を飾り、香港マイルでの人気を自ら裏付けた。

しかし、その後は60kgを超えるトップハンデや差し馬に不向きな展開も重なって連敗。シーズン最終戦のG1チャンピオンズマイルは結果こそ3着も、7頭立ての上に圧倒的1番人気ラッパードラゴンの競走中止で繰り上がる背景もあった。

今季初戦のG2シャティントロフィーでは単勝35倍の10倍人気まで評価を落とし、結果も7着と振るわなかった。ただ、上位5頭とは最少でも15ポンド（約6.8kg）のハンデ差。トップハンデで並んでいた1番人気のビューティーオンリーには1馬身先着して力は見せている。続く前走のG2ジョッキークラブマイルでは、4番人気まで信頼を回復して2着。昨季終盤は7か月で10戦した疲労も感じさせが、叩き3戦目で迎える今回は走り頃か。

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