レッツゴードンキ
性齢 | 牝5 |
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父 | キングカメハメハ |
母 | マルトク |
母の父 | マーベラスサンデー |
調教師 | 梅田智之 |
スプリント路線に転じて鮮やかに復活した桜の女王が、2年8か月ぶりのG1制覇を狙って初の海外遠征を敢行する。2歳時に札幌2歳ステークス3着、阪神ジュベナイルフィリーズ2着など出世レースで種をまき、迎えた3歳春には桜花賞で満開の花を咲かせた。しかし、続くオークスで大敗すると、順風満帆に思われたキャリアが暗転。昨年のヴィクトリアマイルまで丸1年にわたって7連敗を喫し、その間も4着が最高と浮上のきっかけさえつかめない苦闘が続いた。
そんなレッツゴードンキがデビュー以来となる北海道に滞在し、スプリント戦で再生の兆しを見せる。ヴィクトリアマイルの次戦として函館スプリントステークスに出走すると、レコード決着に対応して3着。桜花賞以来となる入着を果たし、続くキーンランドカップでも3着に好走した。そうして迎えたスプリンターズステークスは序盤の不利が影響して9着も、勝ち馬とは0.2秒差。さらに初ダートを克服してJBCレディスクラシックでも2着とすっかり軌道に乗り、年明けの京都牝馬ステークス制覇で完全復活を遂げた。
今年の高松宮記念とスプリンターズSはともに2着で1年前より確実に前進。洋芝の競馬場や滞在調整というシャティンの環境は好相性の北海道に似ているだけに、充実した近走以上に力を発揮する可能性もあるだろう。
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