ミスタースタニング
性齢 | セ5 |
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父 | Exceed And Excel |
母 | With Fervour |
母の父 | Dayjur |
調教師 | J.サイズ(HK) |
重賞戦線に顔を出すようになったのは昨シーズン終盤からで、ここまでG1勝ちはなし。しかし、4月のG2スプリントカップで重賞初挑戦、初制覇を飾ると、それを含む前走までの計6戦でG2を3勝、G1で2着が1回と、ハイレベルな香港のスプリント路線で日の出の勢いを見せている。
重賞2戦目でのG1挑戦となった5月のチェアマンズスプリントプライズでは、ラッキーバブルズをクビ差まで追い詰めて2着。直線でスムーズにさばけていれば、あるいは差し切っていたかという負けて強しの内容を残した。続くシーズン最終戦と4か月ぶりの今季初戦はG3で連敗したものの、2走前のG2プレミアボウルで60kg余り(133ポンド)のトップハンデを克服して快勝。前走のG2ジョッキークラブスプリントも大外一気を決めて連勝し、大一番に向けて着実に足場を固めてきた。近走は60kg余りの斤量を負担することが多く、57kgになる本番でのパフォーマンス向上に疑いの余地はない。
並み居るG1ホースたちを押さえ、レーティング121は今回の出走馬で最高。昨年の香港スプリントを8歳のエアロヴェロシティが制したように、セン馬が高齢まで活躍する例も珍しくない香港にあって、充実一途の5歳で迎える一戦は“ミスタースタニング時代”の到来を世界に知らしめる絶好機だ。
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