ラッキーバブルズ
性齢 | セ6 |
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父 | Sebring |
母 | Bubble Below |
母の父 | Hussonet |
調教師 | K.ルイ(HK) |
G1初制覇を賭け、1番人気に推されて臨んだ昨年の香港スプリントは、中団より後ろから強襲するラッキーバブルズらしい競馬を披露したものの、3番手から抜け出した古豪エアロヴェロシティに短アタマ差及ばず涙を飲んだ。その後も年明けのG2センテナリースプリントカップで差し届かず2着、続くG2スプリントカップで3位入線も降着処分(5着)を受けるなど勝ち味の遅さは変わらず、全16戦の手綱を取ってきたB.プレブル騎手からH.ボウマン騎手へ鞍上を交替することに。これが文字通りの転機となった。
ボウマン騎手との新コンビで5月のチェアマンズスプリントプライズに臨んだラッキーバブルズは、型としてきた中団からの外差し狙いではなく、好位のラチ沿いを追走。満を持しての仕掛けに鋭い反応で抜け出し、前年2着の雪辱を果たすとともに念願のG1制覇を果たしたのだった。
昨シーズンを最高の形で締めくくったラッキーバブルズは、今季始動戦のG2プレミアボウル、前走のG2ジョッキークラブスプリントでミスタースタニングに連敗したものの、使い出しがライバルより1戦遅いうえ、前走に至っては詰まって全く追えていない。いずれもZ.パートン騎手がインにこだわる戦法を貫いており、再びボウマン騎手に手綱が戻る今回はチェアマンズSPの再現も十分だ。
ラッキーバブルズの競馬データ