香港スプリント

Hong Kong Sprint

2017/12/10(日)15時40分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

ペニアフォビア

ペニアフォビア
性齢 セ6
Dandy Man
Umlani
母の父 Great Commotion
調教師 A.クルーズ(HK)

英国でデビューした2歳時は、市場取引馬による名物レースのスーパースプリントを制し、香港に移籍後も2014年の香港スプリントで3歳馬として史上初制覇に迫る(2着)など、若くして才能を開花させたペニアフォビア。しかし、5歳の昨季は9戦して1月末のG2スプリントカップの1勝しかあげられず、6歳の今季も10月から3戦して白星がない。1年近く勝利から遠ざかり、下降線に見える戦績からもピークを過ぎたかのような印象を受けるが、香港スプリントに限れば成績は抜群。日本式に言えば昨年まで3年連続で馬券対象になっている。

暮れの大一番では3歳の2着(クビ差)から4歳の2015年は見事に優勝、そして5歳の昨年も3/4馬身差の3着と、3連覇に紙一重という内容の濃さ。昨季は1勝しかできなかったものの、9戦のうち5戦は3着以内と力を見せてきた。そうした実績に加えて逃げ・先行の脚質から目標にされやすく、相手関係が明確な地元馬同士の戦いでは不利を強いられるが、外国馬が参戦してマークも分散する香港スプリントは力を発揮しやすいのかもしれない。昨年は本番前に3戦して3、7、7着だった一方、今年は同じ臨戦でも9、8、4着と上昇ムードで迎えるだけに、4年連続の上位争いをしても不思議はないだろう。

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