トーセンバジル
性齢 | 牡5 |
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父 | ハービンジャー |
母 | ケアレスウィスパー |
母の父 | フジキセキ |
調教師 | 藤原英昭 |
5歳の暮れを迎えて重賞未勝利のトーセンバジルだが、香港ヴァーズでもまだキャリア18戦目。2歳と3歳時は各4戦、4歳の昨年は5戦、そして5歳の今年も前走まで4戦のみと年齢の割に使い込まれていない。母ケアレスウィスパーの弟にトーセンジョーダンやトーセンホマレボシがいるなど、母系はオープン馬を多数輩出する活力あふれる血筋。叔父のトーセンジョーダンがG1初制覇を飾ったのは5歳秋の天皇賞で、その後もジャパンカップや翌春の天皇賞で2着と活躍したように、これから晩生の血が騒ぎ出す可能性は大いにある。
これまでG1には2度挑戦し、昨年のジャパンCで11着、今春の天皇賞では8着と完敗。ただ、前者は準オープン勝ちの直後でさすがに荷が重く、後者も空前のレコード決着と条件が厳しかった。天皇賞・春の前には阪神大賞典で神戸新聞杯以来、1年半ぶりとなる重賞入着を果たし、前走の京都大賞典でもゴール寸前まで先頭を守り重賞初連対と力はつけている。
2400mは4戦して1-1-1-1と好成績で、唯一の着外は前出のジャパンCと安定している。日本より時計を要すシャティンの芝も合いそうで、格上馬たちにひと泡食わせる激走も期待できるはずだ。
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