香港ヴァーズ

Hong Kong Vase

2017/12/10(日)15時00分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

ハイランドリール

ハイランドリール
性齢 牡5
Galileo
Hveger
母の父 Danehill
調教師 A.オブライエン(IRE)

香港ヴァーズには今回で3年連続の参戦で、2015年は2番人気で優勝、2016年は1番人気で2着と主役を演じてきた。今年もドバイ、英国、アメリカと世界を股に掛けてG1ばかり6戦し、2勝を積み上げるなどG1ハンターぶりを発揮している。昨年同様にドバイ(シーマクラシック)で始動し、初戦の凡走(最下位7着)を受けて欧州復帰後から本格的に調子を上げた。6月のG1プリンスオブウェールズステークスでは、今季の欧州最優秀古馬に選ばれたユリシーズらを寄せつけず、主戦のR.ムーア騎手をして「キャリアベスト」と絶賛の内容で完勝している。

夏場以降は苦手の道悪に泣かされ続け、予定していた凱旋門賞を回避。前走のブリーダーズカップターフではようやく得意の条件が整ったものの、凱旋門賞の代わりに出走した英チャンピオンステークス(3着)から中1週しかなかったせいか、勝負どころの反応が鈍く3着に敗れた。それでも勝ち馬から1馬身圏内でゴールしており、旅慣れたハイランドリールなら昨年と同じ臨戦で再び軌道に乗せてくるだろう。

今回はサトノクラウンに敗れた昨年の雪辱を果たしてタイトル奪還を狙う同馬だが、何よりも、華々しいキャリアに終止符を打つ重要な一戦となる。アイルランドからはるばる遠征し、好相性の香港ヴァーズを引退戦に選んだからには勝利あるのみだ。

ハイランドリールの競馬データ

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